岩手医科大学医学部 外科学講座

外科学講座の紹介

岩手医科大学病院の外観

外科学講座の特徴

診療の特徴

岩手医科大学附属病院は、950床(一般892床、精神58床)の病床を有する高度急性期病院です。
外科学講座では、「乳腺外科(乳腺疾患)」「上部消化管外科(食道・胃疾患)」「下部消化管外科(大腸疾患)」「内分泌代謝外科・内視鏡外科(甲状腺、副腎、肥満症、ヘルニア)」「肝胆膵外科(肝臓・胆道・膵臓疾患、肝移植)」「小児外科」の各診療領域を担当しています。
私たちは「内外合一」の理念を重んじ、外科医としての高度な手術技術のみならず、内科的知識や全身管理能力を兼ね備えた臨床外科医の育成を目指しています。専門性を追求しながらも、患者を全人的に捉え、質の高い医療を提供できる外科診療体制を構築しています。

外科的診断法

教育の特徴

学生教育では、外科的診断法、基本的手術手技、外科的処置などの総論を学びます。各論では、消化器疾患や内分泌疾患を中心に、症候診断から外科的治療、さらには腹腔鏡手術・ロボット支援手術の理論まで幅広く学習します。
また、臨床実習を通じて実践的な知識や技術を習得するとともに、患者さんに真摯に向き合う医師としての姿勢を養います。
「内科」と「外科」は本来切り離せない関係にあります。内科的視点を持ちながら外科診療に取り組み、本学建学の精神である「誠の人間」を体現できる医師の育成を目指しています。日々の診療の中から学び続ける姿勢を大切にし、常に成長を続ける外科医を育てています。

研究の特徴

外科学講座では、各診療領域における臨床研究・基礎研究を積極的に推進しています。医歯薬総合研究所との連携のもと、腫瘍由来循環DNA(ctDNA)解析やデジタルPCR技術を活用した分子診断研究など、ゲノム医療に関連する先進的な研究にも取り組んでいます。
また、臨床現場で生じた疑問を研究課題として発展させることを重視しており、大学院進学や社会人大学院制度を活用しながら学位取得を目指すことも可能です。基礎研究から臨床研究、データサイエンスまで幅広い研究環境を整備し、新たなエビデンスの創出と世界への発信に取り組んでいます。

外科学講座の歴史

外科学講座の歴史は古く岩手医科大学の前身である岩手医学専門学校の創立1年後の昭和4年、副島鎮雄の教授就任まで遡る。
その後、昭和5年に三宅徳三郎、昭和13年には永松之幹が教授となり、昭和19年には瀬田孝一が教授に昇任した。
昭和24年に医科大学に昇格し、昭和31年第2外科の開講に伴い外科学第一講座となった後も、瀬田は在任35年間にわたり当教室の基礎を築き、大きな発展をもたらした。

昭和54年の瀬田の退職後、同年東北大学第2外科助教授の森昌造が教授に赴任した。各疾患別グループ制を確立し、研究活動にも大きな躍進がみられた。
昭和61年森が東北大学第2外科教授へ転任し、昭和62年6月に斎藤和好が外科・内科では初の母校出身の教授に昇任し、良き伝統と誠の医師としての真摯な態度を継承、内視鏡手術等の外科学の更なる進歩に貢献した。

平成17年斎藤の退職後、同年9月慶應義塾大学外科学専任講師の若林剛が教授に就任、患者様を中心として最良の治療が選択・実践可能な「チーム医療」を基盤として、内視鏡外科の指導的施設としての発展と北東北での肝移植を実現した。
平成27年8月に同科准教授 佐々木章が教授に就任した。内視鏡外科手術やロボット支援手術などの低侵襲治療を積極的に導入するとともに、肝移植をはじめとする高度医療にも取り組み、地域医療の中核を担う外科教室として発展を続けている。
令和元年 附属病院が盛岡市内丸から矢巾新附属病院へ移転・開院。

短期研修・長期研修

短期研修、長期研修を受け付けております。
ご希望の方は、外科学講座 (TEL:019-613-7111 FAX:019-907-7344) までお問い合わせください。