岩手医科大学医学部 外科学講座

教授挨拶

岩手医科大学病院の外観
佐々木 章の写真

佐々木 章

SASAKI akira

外科学講座 教授

岩手医科大学外科学講座のホームページにようこそ

当講座は1928年の岩手医学専門学校設立と共に歩みを始め、間もなく開講100周年という大きな節目を迎えます。長きにわたる伝統を礎に、現在は上部消化管、下部消化管、肝胆膵、内分泌・代謝、乳腺、小児 外科の各専門領域が横断的に連携し、常に最先端技術を柔軟に取り入れながら最高水準の医療を提供しています。

最先端の低侵襲治療と高難度手術の両立

2025年の手術実績は1,104件(うち全身麻酔手術1,019件)に達し、低侵襲な内視鏡外科手術やロボット支援手術を積極的に選択しています。 私たちは、「ロボットは外科医の手の延長であり、AIは外科医の脳の拡張である」という信念のもと、テクノロジーを駆使した次世代の外科治療を追求しています。一方で、生体肝移植134件、脳死肝移植20件(2026年4月現在)といった高難度手術にも教室を挙げて取り組んでいます。また、高度救命救急センターや心臓血管外科との強固な連携により、外科専門医として患者の全身を診ることができる卓越した技量と判断力を備えた外科医を育成しています。

臨床を科学する:最先端の学位研究環境

当講座では、臨床研究や基礎研究に加えて、医歯薬総合研究所との強固な連携のもと、新規血中分子マーカーとしての腫瘍由来循環DNAの解析や、体細胞変異に対するデジタルPCRプローブライブラリーの構築など、最先端のゲノム医療に直結する横断的研究を推進しています。また、臨床研修中や社会人として働きながら学位取得が可能なシステムも完備しており、臨床での疑問をデータサイエンスの力で解決し、新しいエビデンスを世界へ発信することは、私たちの使命です。

未来の外科医へ

現在、私は日本肥満症治療学会の理事長などの重責も担っておりますが、それらの活動を通じて得られた知見も次世代の育成に還元していきたいと考えています。情熱を持った多くの若い力が集い、私たちと共に外科学の未来を切り拓いてくれることを心より期待しています。